スペイン・バレンシア留学
No.1 大曽根 奈帆 さん
- 留学期間
- 2016年10月〜2017年9月
- 学校
- Enforex
★学校
スタッフも先生も基本的に親切。スタッフは英語が通じる人が多いのでスペイン語が話せなくても問題なし。清掃も行き届いている。
思ったより日本人の生徒は多い。
★授業
説明もすべてスペイン語。でも、分からないところは、必要に応じて英語で多少補ってくれる。分からないと言えば、分かるまで教えてくれる。グループワークやペアワークが多い。気に入らない先生の場合、スタッフに相談して同レベルの別クラスに移動させてくれたりする。
★友達
日本人は思ったより多く、最初は「げっ。。。」って思ったけど、話してみると、自分と同じような理由で留学に来た人や、働きながら通っている人など、本当に色んな人がいて、何より一緒に頑張る同志として心強い。良い人が多く、生活での分からないことなどを気軽に聞けて貴重な存在。
外国人の友達は、クラスメイトとして仲良くなったり、友達を介して徐々に友達の輪が広がっていく。
最初の3週間ぐらいは、人見知りもあって、なかなか外国の友達が出来なかったけど、今は授業後に遊びに行ったり、飲みに行ったりするまでになった。
少し話したら、自分から、まずは連絡先を聞いてみると良い。
★ホストファミリー
学校の日本人の友達からの情報から、家庭によって人それぞれ。
家庭によっては、食事がいつも肉ばっかりだったり、シャワーの時間を制限されたりしているようである。
以下は、私の家のケース。ホストマザーが1人で、空室はたまに貸し出す感じのため、基本的には自分のみ。朝食はスペインの文化で軽食のため、準備はされていない(キッチンにあるものを自由に食べて良いとのこと)。夕食は、時間の希望を聞いてくれる(私は夜7時でお願いしている)。シャワーは自由に浴びて良い。優しいホストマザーだが、スペインは光熱費が高いらしいので、部屋の電気はこまめに消すように言われる。
ホストマザーは、THEスペイン人という感じの愛情表現豊かな人!スペイン語の上達をとっても褒めてくれる。
★食事
米を食べる文化であることは非常に有難いが、やはり日本食やアジア系の料理が恋しくなる。日本食屋さんや中華料理屋さんが点在し、たまに食べている。バルに比べれば割高だが、物価が安いので、そこそこの値段で食べられる。
外食は日本に比べて圧倒的に安い。ビールとタパスでお腹いっぱい食べても10ユーロでお釣りが返ってくるぐらい。味も美味しい!
★交通網
交通機関は発達しているので、生活に不自由することはない。
Valenbisi(年間パスを購入すると30分以内であれば自由に利用できるレンタサイクル。市内に約3000台、約300カ所の自転車ストップがある。)は非常に便利。
バスや電車、タクシーも日本より安い。
バスは日本より遅い時間まで走っている。
★日本から持ってきて良かったもの
・ティッシュ(ボックス&ポケット)…日本のティッシュはやっぱりクオリティーが高い。
・洗濯ネット…ホストファミリーに週末の洗濯をお願いするときに洗濯ネットに入れた状態でお願いするので。
・文房具…日本製品のほうがクオリティーが高い。ハサミやのり等、一通りの文房具は一式で持ってきていると良い。
・スリッパとサンダル…室内も土足だが、シューズは暑苦しいので、ラフなものがあると楽。
・耳かき、目薬、爪切り…やはり、使い慣れたものが一番。
・サングラス…日本より日差しが強い。そして、晴れの日が多いので必要。
・折りたたみ傘…ほとんど出番はないが、
★持ってこなくて良かったもの
・水筒…ペットボトルを使い捨てで使ったほうが楽だし便利。
・日本の参考書…文法の復習ができる必要最低限でOK。学校の教科書のほうが勉強になる。
★郵便
友達曰く、日本からの郵送物は二分の一ぐらいの確率でしか手元にちゃんと届かない。
また、受け取りに高額の費用がかかることがあるらしい。日本からモノを送ってもらう時は手元に届かなくても問題のないモノにし、重要なモノや欲しいモノは日本から遊びにくる家族や友人に託すのが得策。
スペインからの郵送物は郵便局に持参しお願いすれば、ちゃんとに届く。日本と違って、郵便局も遅い時間まで開いており便利。
★その他
慣れるまでは、大金をはたいて、仕事も辞めて、安定した日本での生活も放り出して、本当に長期留学をきてしまった…、授業もホストファミリーもマシンガンでスペイン語話しかけてきて意味分からないし…、1年間楽しく過ごせるだろうか?って不安だが、そんなときにスペインで出会った日本人にかけてもらった言葉。「日本は驚くほど閉鎖的な国。そこを一歩飛び出しただけでも価値がある。そして、日本と他国の違いを発見したり実感することが大事。あとは、楽しむのみ。そして、せっかく来たのだからやりたいことをやりきればいいんだよ。これからが楽しみだね!」
本当にそのとおりだなと思い、同時にとっても気が楽になった。