このプログラムは、学生さんが夏休みなどの長期休暇期間を利用してアメリカで就労体験(アルバイト)ができるプログラム。渡航費用を抑えると同時に、職場を通し本当のアメリカを体験していただけます。ホームステイや語学学校と組み合わせていただく事もできますし、アルバイト修了後、約30日間の合法滞在期間を利用して観光していただくことも可能です。
当プログラムは米国国務省主催で行われており、毎年、ヨーロッパ、オセアニア、アジアを中心に約15万人もの学生が参加しています。現地の方や参加者同士で交流をしていただく中で、英語力を向上させながらお互いの文化への理解を深めることができます。US Work Travelは、米国政府の1966年の相互教育と文化交流に関する法令にもとづき、米国市民と外国人との間の相互理解を高める「国際交流」の一環を担うプログラムです。
US Work Travelでは、海外の学生(18~28歳の大学・大学院・短大・専門学校などの教育機関在籍者)だけに参加を認め、自立心の育成をテーマに、毎年、夏と冬の2回、米国と国交のある20以上の国と地域から学生が集まり、アメリカでの生活や就労を共にする事で、国際人・社会人として自立した人間に成長するチャンスを長年にわたり提供し続けています。特に、近年では、ヨーロッパ、オセアニアだけでなくアジアからのUS Work Travelの参加者が年々増えていっております。
中山 直樹
2002年当時、日本ではほとんど紹介されていなかった「US Summer Work Travel プログラム」を普及運営するためのUS Work Travel日本事務局(当時はUSサマージョブ日本事務局)を設置。以降12年間US Work Travelのサポート業務に従事し、多くの日本の学生の送り出しを通じて、当プログラムの価値や可能性、また、参加する面白さを一番良く知る人物。米国、東南アジア等での自身の海外通算9年の海外就労歴経験から培ったノウハウを惜しみなくお伝えします。
1970年京都市生まれ。高校1年生の時に姉妹都市交流の一環でアメリカのボストンに渡米。京都の大学時代はバックパッカーとしてヨーロッパやアメリカを旅する。大学卒業後は、小売業でセールスやマーケティングに約10年間携わり、その後カナダに渡航。帰国後は、大手留学エージェントのチーフカウンセラーとして1,000名以上の留学に関わり、在籍中の4年間はトップセールス。紹介した主な国はアメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドなど。 その後、米国の教育団体にて約6年間、日本や東南アジアの大学および企業との連携によりグローバル人材育成に尽力。また高校交換留学や東北復興プロジェクト、アジアの新規プログラム開発にも関わる。全国の教育機関、留学イベントでの講演実績は多数。今までに訪れた国は30カ国以上。趣味は食べ歩きと映画鑑賞。
■プログラムスケジュール
1月〜3月下旬 説明会開催(定員に達し次第締め切りとなります。あらかじめご了承ください。)
4月〜7月下旬 事前研修・就労先確保
5月初旬〜7月中旬 米国J-1ビザ申請
7月中旬 出発前オリエンテーション
7月下旬〜9月下旬
※大学の夏休み期間、就労先の勤務スケジュールによって変動します。
10月中旬 帰国後報告会 TOEIC受験英語診断
■プログラム詳細1〜出発前事前研修・就労先確保〜
事前研修では、講師の指導のもと、海外経験をキャリアに生かすための的確な目標設定と自己分析を行い、アメリカでの就労経験を就活やその後のキャリアに有意義に生かすための取り組み方を修得します。そして、事前研修、渡航準備と並行して主なミッションになるのが現地での仕事探し。講師のアドバイスのもと、現地の求人情報や過去の受け入れ実績を元に、自ら現地での就労先確保に挑みます。また、仕事探しや実際の就労に必要な基礎英語力を学ぶ機会として、任意で週2回(金曜・土曜夜)各2時間、出発までに計50時間相当のグループ英語レッスンを受講可能です。学業や私生活との並行は多少過密になるかもしれませんが、このプロセスを通して身につけたスキルは必ず皆さんのキャリアの糧となります。
■プログラム詳細2〜米国就労ビザ(J-1ビザ)取得〜
就労先が決まったら、次は米国就労ビザ(J-1ビザ)申請のプロセスに入ります。就労先が決まればビザ取得は難しいものではありませんが、ビザ申請に際し様々な書類のやりとりや準備が必要になります。このプロセスでも、講師のアドバイスのもとでミスの内容、慎重かつ迅速に進めていきます。申請資料が揃ったら、米国大使館での面接が行われ、合格すれば晴れて就労ビザゲットとなります。
米国の就労ビザは世界で最も取得が難しいと言われていますが、US Work Travelではこの取得困難な米国就労ビザを容易に取得することができ、この実績は皆さんの今後のキャリアの武器になる大きな勲章になるはずです。
■プログラム詳細3〜渡航〜
次はいよいよ渡航です。現地では就労先のシフト・規則に従い現地の従業員と一緒に業務をこなします。都市や業種によって異なりますが、おおよそ$8-12/時の給与を得ることができます。なお、プログラム終了後は最大で30日間、米国での滞在が許可されています。語学学校に通ったり、遠方にでかけたりと、自由に過ごすことができます。
■プログラム詳細4〜帰国後〜
帰国後、10月中旬に帰国後報告会を予定しております。海外就労経験を思い出に終わらせず、今後の就活やキャリアに生かしていくためにしっかりと振り返り・整理を行い、次につなげていただきます。また、研修を通しての英語力の上達を知るために、TOEICを受験していただきます。(受講費用はプログラム料金に含まれます。)また、本プログラム参加者には帰国後6ヶ月間、毎週2回行われるグループ英語レッスンに何度でも参加いただくことが可能です。ぜひこの機会に長期的な英語力UPに取り組んでください。
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【料金に含まれるもの】
・事前研修費用
・米国就労ビザ申請費用
・最大計150時間相当のグループ英語レッスン
・申込金30,000円
【費用に含まれないもの】
・滞在費用(月額約¥100,000 )
・航空券、保険代
・ビザ申請に必要な実費(SEVIS費用$35、J-1スポンサー面接費用$30、米国大使館面接費用$160)
・お小遣い
—他社のプログラムとの違いは?—
現在弊社含め、US Work Travelビザを取得できるプログラムを取り扱う留学会社が数社ありますが、弊社のプログラムには以下のような特長があります。
・米国就労ビザ専門スタッフが随時サポート:
US Work Travelプログラムが日本に普及した2002年から長期に渡り、本プログラムの取り扱いに従事しているスタッフが、長年の経験を元に完全サポート。過去の参加者の失敗例・成功例から、無駄のない有意義なプログラムをご提供します。
・英語力強化のサポート
本プログラムでは、現地就労で必要な英語力を少しでも多く身につけていただき、また修得した英語をさらに上達させていただくために、出発前と帰国後6ヶ月間、週2回(金曜・土曜夜)行われる最大で計160時間相当のグループ英語レッスンに無料で参加いただけます。英会話学校を併設する弊社だからこそ実現できる充実した英語力強化のサポート体制を存分に活用してください。
・万全のキャリアサポート
海外就労経験をいかに就活、そしてその後のキャリアに生かしていくべきかということは、メンターがいなくてはなかなか自分の武器にすることは難しいものです。本プログラムでは、日本でも有数の留学/海外経験者のためのキャリア指導で高い実績のある専属講師が、皆様の出発前・渡航中・帰国後の海外キャリアサポートを提供します。
・安心の返金制度:
本プログラムでは、講師の指導のもと、米国での就労先を自分で見つけるという難関に挑みますが、万一自分の力で就労先が見つけられず渡航を断念する場合、ビザ申請に関わる費用全額をお返しいたします。また、希望者には就労先の紹介も可能です。
注:
—ビザ申請プロセス開始後の返金はいたしかねます。詳しくはプログラム規約を参照ください。
—就労先の紹介に関しては、原則として無給インターンとなります。あらかじめご了承ください。
アラスカのおみやげ屋さん給与: US$時給8ドル!
地域: アラスカ州 / アンカレッジ
アラスカで有名なギフトショップでのバイトです。アラスカで有名なドリームキャッチャーや自然あるれるお土産に囲まれた環境でのお仕事です。
Six Flags 遊園地でのお仕事!給与: US$面接時に相談。
地域: カリフォルニア州 / San Fransisco, Los Angeles
働きながら楽しめる!遊園地でのお仕事です。あなたとあなたの友達1名が、無料でアトラクション乗り放題などの特典もありますよ!
2014年度参加者の声 ※クリックすると大きな画像で見れます
アラスカ州 I Natsukiさん
学年: 大学4年
期間: 47日間
給与: 時給8ドル
滞在形式: アパート
就労先: CAN-ALASKA
主な業務内容: 商品説明・レジ
州/地域: アラスカ州
本当は留学するつもりでしたが、普通の留学では他の人と差がなく、別に今じゃなくてもできるのではないかと思っていたときに、このプログラムを見つけました。仕事探しや準備がもっと大変なものかと思っていましたが、沢山サポートしていただき、割とスムーズに受入先も決まりました。現地では新しい友達が沢山できたし、初めてのことばかりの体験で、全てが私にとって刺激的でいい思い出となりました!今回特に感じたことは日本のお店では必要最低限の関係しか持ちませんが、アメリカ人はコミュニケーションを本当に大切にしていて、みんなが友達のように沢山話をしているということでした。そんな中で仕事をするうちに、一人で何でもしてやるぞ!という強気な姿勢も身につき、私も積極的にコミュニケーションを取るようになりました。
このプログラムは本当にいい経験になります!学生のうちだからこそできることです。皆さんも是非参加してください!
ニューメキシコ 福田 彩乃さん
学年: 大学2年
期間: 43日間
給与: 滞在先の提供
滞在形式: 寮
就労先: Riverbend Hot Springs
主な業務内容: メンテナンス&サービス
州/地域: ニューメキシコ
私はニューメキシコの小さな町で、草抜きや掃除全般、ペンキ塗りなどの仕事をしました。英語が7割ほどの環境でオーナーの方に丁寧に仕事を教わり、また、当初心配していた人間関係も全く問題なく、優しく明るい従業員の方たちにいつも元気を貰っていました。自然にも恵まれ、とても気持ちの良い環境でした!渡航前の英語での履歴書やカバーレターの作成は大変でしたが、スタッフの方に親身に相談にのっていただき、ワークトラベルのリストで受入先を見つけることができました。想像していたよりも小さな町でしたが、必要なものは徒歩で動ける範囲でそろえることが出来たので、生活し易かったです。自然にも恵まれていたので、休日には従業員の方たちと国立公園に行ったり、リバーラフティング、山登りなど色々なことに挑戦しました。特に困った事はなかったのですが、日本の歴史や若者の生活など、日本について訊かれることが本当に多く、もっと勉強していけばよかったなと感じました。今回の体験を通して、英語だけでなく仕事に対する姿勢や、積極的にそして思いやりをもって行動することの大切さを学ぶことができました。シャイな私でも現地で友達を作ることができ、成長できたなと実感しています。
グアム T. Mamiさん
学年: 大学3年
期間: 57日間
給与: 600ドル/月
滞在形式: ホテル(就労先内)
就労先: PIC HOTEL
主な業務内容: コンシェルジュ
州/地域: グアム
夏休みに何か大きなことを成し遂げたい!と思っていたときに、費用を抑え、かつアメリカで実際に働くことの出来るワークトラベルのことを知り、参加を決意しました。スタッフの方も優しく教えてくれ、お勧めのグアムのホテルでコンシェルジュとして2ヶ月弱仕事をしました。インターンだけど、他の方たちと同じように仕事をし、ほんの2ヶ月間でしたが、アメリカのホテルの接客やクレーム対応、ホテルの裏側を学ぶことができました。日本人のお客様のクレームなどを、上司に英語で伝えるなどの仕事は本当に難しく、いつも誰かが助けてくれるだろうと考えていた自分自身が甘かったと思う場面もありました。しかし色々な国の人達と一緒に仕事をすることで、色々な人生の話、考え方に出会うことができ、自分の人生についても深く考えるきっかけにもなりました。休日は殆どビーチに出かけてました!夜はクラブに行ったりドライブしながら夜景を見に行ったりと、とても有意義に過ごせました。今興味を持たれている方には是非参加してほしいです!ただ仕事をするだけでなく、仕事以外の時にもたくさんの人の話を聞いて何かを吸収してほしいなと思います。機会があれば来年も参加できればと思っています!
Q1 ワーク・トラベルとワーキングホリデーの違いは?
A1: ワーキングホリデー(以下WH)ビザ は、日本とWH協定を結んでいる国に対し申請をすることができます。しかし、残念ながらアメリカにはWHビザは存在しません。その代わりに、アメリカには学生限定にワーク・トラベル制度があり、アメリカ版WHと認識してプログラムに参加される人も少なくはありません。ただ、ワーク・トラベルはあくまでも就労が目的、そしてWHは、旅行や留学などの休暇を目的としたプログラムです。渡航の目的を再確認し、自分の希望にあったプログラムに参加しましょう!
Q2 だれでも参加できるの?
A2: ワーク・トラベルは、現在学生の方(大学・短大・大学院・2年制以上の専門学校)であれば、国籍問わずどなたでも参加いただく事はできます。また、海外の大学やカレッジに通っている方も参加可能です。
Q3 英語力はどのくらい必要?
A3: もし、あなたが英語環境オンリーでの就労を希望する場合には、ある程度の英語力は求められます。目安としては、TOEIC750以上をお考えください。また、英語に不安のある方は、日系の受け入れ先に絞って参加される事をお勧めします。ただ、日系の受入先であっても、周りの従業員、お客様は現地の方が多いので、英語の使用頻度は非常に高いものになります。これまでの参加者からは、「英語の環境で働きたい」、「日本人がいない場所で働きたい」と英語にこだわった様々な要望がありました。しかし、ここで思い出してほしいのが、ワーク・トラベルは英語を学ぶ「留学」ではなく、アメリカで働き給料を得る「就労」を目的としたプログラムという事です。働くという事は、働き先に貢献をし、その対価として給与を得ることで成り立ちます。仮にあなたが英語環境で就労をする場合、受入先に対して費用対効果分の働きができるのか、自分の英語力で受入先に貢献ができるのか等、己を知るという事が大事です。英語は、どの受入先においても使用する機会があります。受入先によって、その使用頻度、求めるレベルが異なってくるので、自分の働き先を絞る参考にしていただきたいと思います。
Q4 準備期間はどのくらい?
A4: ワーク・トラベルでは、自分で行う作業がたくさんあります。受入先を探す、滞在先を決める、ビザを取得するなど様々です。準備の目安としては、受入先、滞在先を決めるのに約1~2ヶ月、ビザ取得まで2ヶ月、合計3ヶ月~4ヶ月をお考えください。あなたが希望する渡米時期から逆算して準備をするのがよいでしょう。
Q5 お給料はどのくらい?
A5: お給料は、受入先や仕事内容により異なりますが、目安として時給$8~$10をお考えください。接客業務の場合、アメリカではチップ制度があるので時給が低く設定されることもあります。また、滞在先、食事を給与の代わりに支給する受入先もあります。給与だけに着目すれば、ウェイトスタッフやホテルスタッフなどのお仕事がお勧めです。
Q6 どんなところで働ける?
A6: 仕事先は、特別な技術が必要とされないunskilledのお仕事がメインです。ホテル、レストラン、清掃業務、お土産屋さん、旅行会社、国立公園などです。危険を伴う仕事は禁止されています。働ける場所はアメリカ全州で、アラスカやハワイも含まれます。
Q7 滞在先はどうすればいいの?
A7: 滞在先は自己手配です。多くの参加者は、受入先から滞在先を紹介してもらったり、現地のホームステイエージェントを利用したり、様々な方法で滞在先を確保しています。どうしても宿泊先が見つからない場合には、事務局が提携する不動産会社やお勧めの不動産サイトを紹介します。
Q8 学校にも通いたいんだけど…
A8: ワーク・トラベルで取得するJビザでは、あくまでも就労を目的としたビザです。しかし、就労の合間に、パートタイムで学校に通うことは可能です。最近では、語学学校以外にも、ヨガ、ピラティス、ダンススクールに通う学生も増えています。