初めましてこんにちは。私は、2018年の1月から2019年の7月までの、一年半アメリ
カでオペアとして生活をしました。私は一度リマッチをしています。前半の8ヶ月はNYのフ
ァミリー、後半の10ヶ月はTXのファミリーでした。
私が、オペアプログラムを知ったのはSNSがきっかけでした。元々海外には興味があり、仕事
を辞めてワーキングホリデーを始めようとしていましたが、怪我をしてしまい、すぐに行動に
移せず、貯金も少しづつ減りどうしようと思っていたときにこのプログラムに出会いました。
最初は正直信じていませんでした。聞いたこともないプログラムだったので、詐欺かなんかじ
ゃないかなと疑った事もあります(笑)しかし、一度説明会に参加してみようと思い何社か話
を聞きに行き、参加する決意が固まりました。
私には、保育経験も英語力もありませんでした。その為、このプログラムを決めたから英会話
教室へ通い始め、家も近くにインターナショナルの保育園や幼稚園がないか調べてたまたま見
つかった場所に、電話で経緯を説明し面接の時間を作って頂き、ありがたくもボランティアと
して保育勉強をさせて頂きました。本当に全てが初めての事ばかりで、ドキドキわくわく、楽
しさと不安がいっぱいでした。
書類も全て揃い、面接が始まりました。自分のプロフィールが公開されてから、すぐにファミ
リーからのインタビューオファーのメールが何件か来ました。最初は訳も分からず凄く緊張し
ましたが、何件か行うと緊張もほぐれてきました。一度マッチング直前まで決まって、他のフ
ァミリーのインタビューを断ったのにマッチングにならなかった事もあります。。。落ち込み
続けても仕方がないので、気持ちを切り替えて再び行ないました。最終的にマッチングできた
時は嬉しかったです。(結果、リマッチしてしまいましたが。笑)
渡米後の、私のスケジュールをご紹介させて頂きます。
●一番最初のNYのファミリーは朝7;00から夜7;00まで。隔週で土日どちらかに仕事
が入っていました。週$250(NYで働いているオペアさんは$250の子が比較的多かっ
たです。保育士経験がなくても。)子供は3人いるお家でした。オペアを2人体制で雇ってい
るファミリーで、私は主に一番下の赤ちゃんの面倒を見ていました。朝起きたら朝食を準備し
て食べて、家の中で遊んだり外にお散歩へ行ったり。その後、お昼寝をして昼食を食べてまた
遊びまたお昼寝。その後起きて遊んで、みんなで夕飯を食べて片付けをして1日が終わり。と
いうような流れです。お昼寝中は、家の中のお掃除、お掃除、お掃除。綺麗好きなファミリー
だったので、他のファミリーに比べれば掃除量は多かったと思います。
●二番目のTXファミリーは朝8;30から夕方5;30まで。子供は2人いるお家でした。
週$200。たまに週末の夜に両親が出かける時はベビーシッターを頼まれる事もありまし
た。朝起きたら朝食後、出かける準備。その後は二人とも幼稚園が始まる前の年齢のため、公
園やプール、図書館の子供向けの本の読み聞かせや、イベントに参加していました。テキサス
は、車がないと不便なので子供達との移動の際は運転がマストでした。昼食の後に、お昼寝。
(この間の時間は自由だったので、部屋でゆっくりしたり、運動したりして過ごしていまし
た。)お昼寝から起きたらおやつ。その後遊んで両親が帰ってきたら1日が終わり。というよ
うな流れでした。
このように、同じオペアでもファミリーによって生活スタイルはだいぶ変わってきます。キッ
ズが小学校に通ったりしていると日中は休みのオペアさんもいます。もし自分の生活スタイル
の希望があるのであれば、インタビューで事前に確認するのも凄く大切だと思います。
オペアをしてみて、私の世界観や価値観はだいぶ変化が生まれました。最初、たった40万円
弱でアメリカに2年も滞在できるなんて!と、とてもワクワクしましたがきつい事もたくさん
有りました!住み込みで生活するという事は、仕事中も仕事後も休日も、家から出ない限りフ
ァミリーの生活音は聞こえてきます。日本で働いているときは、家があって職場がある。その
ため仕事とプライベートは、はっきり分かれていましたが、オペアは切り替えが難しいのが現
実です。共同スペースも多くあるので、毎日気を使う生活になります。この点は、ほとんどの
オペアさんが感じている現実です。
私は一年半、アメリカで生活をしてみて価値観や世界観が変わりました。楽しい事はもちろ
ん、大変な事も多々有りました。しかし、アメリカに来てみて今回オペアプログラムに挑戦し
てみて良かったです。もし、行くか行かないか悩んでいる方がいるのであれば、参加すること
をお勧めします。辛い、辞めたいと思ったら日本に帰ってくる事はいつでも出来ます。ただ、
行ってみないとやってみないと何も分かりません。いくら説明や体験談を読んでも、それは人
の経験であって自分の経験ではないからです。ぜひ、貴方の目で耳で肌で感じてみてくださ
い!私の話が、情報の一つとして役に立てれば幸いです。
最後まで読んでくださってありがとうございました。