アメリカ留学を行う際に予防接種を求められることをご存知ですか?
手続きの際に「Immunization Form(予防接種の記録証明書)」と
「Health Form(健康診断書)」といった書類を求められ、
接種が遅れてしまうと入学できない可能性もあるので、
早いうちから予防接種を受けるよう心がけることが重要となります。
今回は、アメリカ留学の際に必要な予防接種の種類や、接種する理由について解説していきましょう。
■求められる予防接種とは?
アメリカ留学の際に求められる予防接種について確認していきましょう。
留学先の州や大学によって種類に違いはありますが、一般的には以下の予防接種が必要になることが多いです。
・MMR
・三種混合
・破傷風・ジフテリア
・小児麻痺(ポリオ)
・水痘
・肝炎
・BCG
・結核
・髄膜炎
MMRと呼ばれる「はしか・おたふく風邪・風疹」に関しては、
多くの州で強制的に摂取が求められています。
はしかに関しては、日本は1回の接種で免疫ができると考えられていますが、アメリカでは2回接種が必要となるので、接種記録を確認しておきましょう。
また、接種していないものがあれば追加で受ける必要があります。
ですが、予防接種の中には1回予防接種をすると1ヶ月間ほど期間を空けなくてはいけない予防接種も存在します。
そのため、接種していないものが多いとアメリカに留学するまでに間に合わなくなる可能性もあるので、
早い段階から予防接種について考えることが大切となるでしょう。
■予防接種が必要な理由とは?
アメリカ留学で予防接種を求められる理由について解説していきましょう。
アメリカは留学先として人気の国です。
日本だけではなくアフリカや東南アジア、中国や韓国など、様々な国から留学生が訪れます。
そのため、それぞれの地域で流行している病気が持ち込まれる可能性もあるのです。
アメリカ留学では寮での生活が基本となるので、感染する危険もあるでしょう。
ですが、アメリカ留学に行く前に予防接種をしていることで病気を未然に防ぐことができるので、
州や大学によって様々な予防接種が義務付けられています。
同じように、何か起きた際に迅速に治療を行うことができるので、健康診断書の提出も必要になります。
アメリカ留学でも安心して過ごせるよう予防接種や健康診断書については、しっかりと確認しておきましょう。
以上のような理由でアメリカ留学では予防接種が必要になるため、
留学に間に合わないと焦ることのないよう、あらかじめ接種記録を確認しておくことが重要です。
万が一、摂取していない場合にはアメリカ留学の手続きを始める前からの予防接種が必要になるため
早めの行動が大切となるでしょう。