こんにちは、留学ライターのもりなつ(@morinatsu1)です。
オーストラリアの西部にあるパース、世界一美しい街ともいわれています。
また世界各国から留学生が訪れる街でもあります。
とはいえまだまだ日本人は少ないため、英語環境でしっかりと英語を学びたい日本人にはおすすめの留学先です。
そこで今回はパース留学で必要なビザの種類や申請方法を解説していきます。
留学先としてパースが候補に挙がっている方は参考にしてみてくださいね。
パース留学に必要なビザは期間や目的によって異なる
パース留学に必要なビザは以下のいずれかになります。
- 観光ビザ
- 学生ビザ
- ワーキングホリデービザ
それぞれ条件やルールが異なるので、どのような特徴があるのか見ていきましょう。
ビザの種類①:観光ビザ(ETAS)
ビザが免除されている国籍の渡航者に対して申請が義務づけられている電子渡航認証であるETASのことを、観光ビザとも呼んでいます。
3カ月未満の滞在の場合に申請が必要となり、日本で事前に申請しておく必要があります。
オーストラリアに1日でも滞在する予定がある場合は、申請が必要になり、3カ月未満の留学であればこのETASで入国・滞在が可能です。
申請はオンライン(在日オーストラリア大使館)からのみになっています。
申請が完了すると、申請許可証のようなものが発行されるので、プリントアウトやスクリーンショットをして、保管しておきましょう。
- 申請手続き:12時間以内
- 申請手数料:AU$20(約1,500円)
- 滞在可能期間:3ヶ月以内
- 就学:可能(3カ月以内)
- 就労:不可
ビザの種類②:学生ビザ
学生ビザはオーストラリアの指定された教育機関で3ヶ月以上の就学をする場合に必要になります。
学生ビザの場合、フルタイム(週25時間以上)での受講が条件となり、就学期間中の滞在が可能です。
ただし、一定の出席率(各ターム80%)をクリアしないと、学校から移民局に知らせが行き、学生ビザがキャンセルされる場合もあるので注意してください。
申請は観光ビザ同様オンラインからの申請となり、多くの方はビザ申請を留学エージェントに依頼しています。
弊社ネスグローバルでも語学学校のお申し込みを頂ければ無料で代行申請が可能です。
- 申請手続き:1日~1ヶ月とさまざま
- 申請手数料:AU$620(約45,000円)
- 滞在可能期間:学校に通う期間
- 就学:可能(週25時間以上のコース)
- 就労:可能(週20時間まで)
ビザの種類③:ワーキングホリデービザ
ワーキングホリデービザは、現地の暮らしや異文化を体験するためのビザです。
日本と提携を結んでいる多くの国で最大1年間の滞在が可能ですが、オーストラリアの場合、最長で3年間滞在することができます。
就学、就労、旅行など、あなたの希望に合わせてアレンジが可能な自由度の高いビザでもあります。
他の国では、1年間に発給できるビザの数が設けられているので、人気の国のワーキングホリデービザは取得が難しいことも。
一方でオーストラリアのワーキングホリデービザは発給数に制限がなく、申請自体も数日で完了するので、比較的取得しやすいビザといわれています。
- 申請手続き:数日
- 申請手数料:AU$485(約36,000円)
- 滞在可能期間:最長3年
- 就学:可能(4カ月まで)
- 就労:可能(1雇用主の元で6カ月まで ※例外あり)
<ファーストワーキングホリデーの条件>
- これまで一度もワーキングホリデーでオーストラリアに渡航したことがない人が対象
- オーストラリア国外からのみの申請
<セカンドワーキングホリデーの条件>
- ファーストワーキングホリデーでオーストラリアに滞在したことがある
- オーストラリア内で特定活動(農業・水産業など)に3カ月以上従事したことがある
- 特定活動での給与明細や雇用契約書など証明できるものがある
<サードワーキングホリデーの条件>
- セカンドワーキングホリデーでオーストラリアに滞在したことがある
- セカンドワーキングホリデー中に特定活動を6カ月以上していた
パース留学に必要なビザの申請方法
ではそれぞれのビザの申請方法を見ていきましょう。
観光ビザの申請方法
ETASはオンラインでの申請となります。
- オーストラリア政府移民局のサイトにアクセス
- ETAS申請ページに移動
- 必要事項の入力
- 申請費用の支払い:20ドル(約1,600円)
- レシートの発行
- 申請完了:12時間以内にメール受信
学生ビザの申請方法
学生ビザの申請もオンラインで行います。
オーストラリアの学生ビザ申請には必要な書類がたくさんあるため、余裕を持って準備を行いましょう。
- ImmiAccount(申請用アカウント)の作成:個人情報、ログイン情報を入力
- メールアドレスの確認:移民局から届く確認メールをチェック
- 学生ビザの申請:必要事項を入力、必要書類の添付
- 申請費用の支払い:620ドル(約49,400円)
- 申請完了:1週間以内にメール受信
ワーキングホリデービザの申請方法
ワーキングホリデービザは申請日、発給日ともにオーストラリア国外にいる必要があります。
申請は学生ビザと同じくオンラインでImmiAccountの作成から始めます。
- ImmiAccount(申請用アカウント)の作成:個人情報、ログイン情報を入力
- メールアドレスの確認:移民局から届く確認メールをチェック
- ワーキングホリデービザの申請:必要事項を入力
- 申請費用の支払い:485ドル(約38,600円)
- 申請完了:2週間以内にメール受信
まとめ:パース留学に必要なビザは期間や目的によって異なる
パース留学でのビザの種類について解説してきました。
あなたの留学の目的によって、取得するべきビザの種類が異なるので、まずはあなたの留学の目的を考えてきましょう。
- 学生ビザ:海外の大学進学を目指している、英語をしっかり身に付けて仕事でつかえるようになりたい場合
- ワーキングホリデービザ:海外で就労経験をしてみたい、新しいスキルを身に付けたい場合
- 観光ビザ:海外の暮らしを体験してみたい、異文化交流をしてみたい場合
あなたの希望をお聞かせいただければ、ネスグローバルで最適な留学プランを提案いたします。
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