こんにちは、留学ライターのもりなつ(@morinatsu1)です。
シリコンバレーがあり、ITを学びたい留学生にも人気のサンフランシスコ。
「サンフランシスコに留学するにはどのビザがいいのかな?」
と疑問に思っている方も少なくないのではないでしょうか。
サンフランシスコを含め、アメリカに留学する場合は期間によって必要なビザが異なります。
そこで今回はサンフランシスコの留学に必要なビザの種類と、その申請方法について解説していきます。
サンフランシスコへの留学を検討している方必見です。
サンフランシスコ留学に必要なビザ
サンフランシスコをはじめアメリカに留学する場合は期間と就学時間数によって必要になってくるビザが異なります。
- 観光ビザ(ESTA)
- 学生ビザ(F-1)
このどちらかのビザが必要になるので、それぞれ詳細を見ていきましょう。
サンフランシスコ留学に必要なビザ①:観光ビザ(ESTA)
観光ビザはアメリカではESTAと呼ばれる電子渡航確認証のことを指します。
90日未満の渡航であれば、観光だけではなく留学も可能です。
ただし、留学の場合はレッスンが週18時間未満のコースしか受けることができないので、語学学校のコースを選ぶ時は注意が必要です。
もちろん就労も禁止されているので、現地での費用は事前にしっかりと準備しておきましょう。
サンフランシスコ留学に必要なビザ②:学生ビザ(F-1)
学生ビザはいくつか種類がありますが、ほとんどの方はF-1と呼ばれる学生ビザの申請となり、語学学校や大学に留学する場合に必要になります。
政府認定の大学、私立高等学校、認可された英語プログラムの受講が可能です。
また、アメリカの学生ビザは基本的に就労は許可されていませんが、学内アルバイトであれば就労ができます。
- 大学内の売店
- 学内のカフェテリア
- 学内のごみ回収や環境整備
- 美術館や図書館などの館内アシスタント
など、自身が通っている学校内であれば上記のアルバイトができるので、気になる方は挑戦してみてくださいね。
サンフランシスコ留学に必要なビザの申請方法
あなたに必要なビザの種類が分かったところで、続いてはそれぞれのビザの申請方法を解説していきます。
観光ビザ(ESTA)の申請方法
ESTAの申請は渡航72時間前までにオンラインでの申請が必要です。
オンライン申請時に申請料の支払いが必要になり、クレジットカードなどで行います。
<申請の流れ>
- 申請サイトにアクセス:申請サイト
- 免責次項をチェック・同意
- 申請者情報を入力:氏名・生年月日・出生国・パスポート番号など
- 渡航情報の入力:渡航の目的
- 適格性についての質問:アメリカに入国できるか移民局が判断するための質問
- 申請内容の確認
- 支払い:$21
- 申請完了:登録したメールアドレスに「渡航許可通知」が届く
<申請に必要なもの>
- パスポート
- クレジットカード
- 渡航者の連絡先
- (直近の勤務先情報)
- 渡航時の宿泊連絡先
ESTAを1度申請すると2年間有効となるので、過去2年以内に申請している方は再度申請は不要になります。
学生ビザ(F-1)の申請方法
F-1ビザは書類集めなどの準備から申請完了までに少なくとも3ヶ月ほどかかります。
大使館での面接も必要となり、必ず直近の日程で予約できるわけではないので、余裕を持って準備を進めていきましょう。
<申請の流れ>
- 入学願書(I-20)を申し込み先の学校から取得
- ビザ申請に必要な書類を準備
- SEVIS費の支払い($350):留学生情報管理システムのこと/面接の3日前までに支払い
- DS-160の登録・作成:オンラインフォーム
- ビザ申請料の支払い($185):オンライン上で決済
- アメリカ大使館(もしくは領事館)での面接予約:東京・大阪・那覇のいずれか
- 大使館・領事館での面接:すべての書類を持参
- 学生ビザ付きのパスポートを受領:郵送で返却
<申請に必要なもの>
- パスポート
- DS-160申請書(印刷したもの)
- カラーの証明写真
- 財政能力証明書(英文):銀行の残高証明など
- 面接予約確認書
- 婚姻の証明書(該当者のみ)
- 入学許可証(I-20)
- 成績証明書(英文)
- SEVIS費支払いレシート
- ビザ申請料金振込票
まとめ:サンフランシスコ留学に必要なビザは期間とレッスン数によって異なる
サンフランシスコ留学に必要なビザの種類と申請方法を解説してきました。
必要なビザは留学期間と、レッスン数によって異なります。
F-1ビザは申請準備に時間が掛かるので、余裕を持って準備を進めていく必要があります。
ネスグローバルではビザの申請もしっかりとサポートしています。
あなたの希望をお聞かせいただければ、最適な留学プランを提案いたします。
また、留学前にオリエンテーションを実施しているので、生活面でも不安なことがあれば、ご相談ください。
事前に不安点を解消して渡航しましょう。