こんにちは、留学ライターのもりなつ(@morinatsu1)です。
オーストラリアのシドニーというと、治安の良い都市だと認識している方が多いのではないでしょうか。
治安が良く、移民も多いため留学生に対しても優しく、生活しやすいという理由でオーストラリアへの留学を決める方も少なくありません。
とはいえ海外なので、治安が良く安全といわれている日本に比べると、トラブルや危険な目に遭う確率は上がります。
そこで、この記事ではシドニーの治安、危険なエリア、安全対策などに関してご紹介します。
これからシドニーへの留学を控えている方や検討している方は、事前にチェックしておきましょう。
シドニーの治安は大丈夫?
シドニーの治安は世界的に見ても良いといわれています。
各国がどれくらい平和なのかを表す、世界平和度指数ではオーストラリアは13位にランクインしています。
※日本は9位
とはいえ、事件がトラブルが全くないわけではないので、どのような場面で気を付けるべきなのかを見ていきましょう。
シドニーの治安①:テロの可能性
実際にシドニーではイスラム過激派組織がウェブ雑誌上でオーストラリアでのテロ行為を発表して以降、2つの事件が起こっています。
詳細:在シドニー日本国総領事館
これらの事件後もオーストラリア政府のテロ警戒レベルは以前と変わらず、5段階中3段階の「PROBABLE」のままです。
テロの危険性はゼロではありません。
どこで何が起こるかわからない時代なので、特に海外で生活しているということを忘れずに生活することが大切です。
シドニーの治安②:銃規制
2014年に起きたセントラルでのカフェ襲撃が起きて以来、銃規制が厳しくなりました。
期限内に銃を自主提出をすれば処罰されないという政府の取り組みに応え、期限である2カ月間の間に2万6000丁近くの銃器が集まったそうです。(参照:BBCニュース)
シドニーの治安③:電車
シドニーを始めオーストラリアの電車は、アメリカやイギリス、フランスなどに比べて安心して乗ることができます。
私も実際にシドニー、ロンドン、パリ、バルセロナなどで電車(地下鉄)に乗りましたが、シドニーは他の国と比べ車内が明るく、ホームレスなどがお金を催促したり、スリに遭ったりなどということはほとんど聞いたことがありません。
シドニーの治安④:夜の外出
シドニーの夜は大通りを歩いていれば、そこまで危ない目に遭うことはありません。
女性が1人や複数人で歩いていると、酔っ払いに声を掛けられることはありますが、無視をすればトラブルに発展することはないです。
また、シドニーのバーやパブでは出入り口にガードマンがいて、入店客をチェックしています。
極端に酔っぱらっていると入店を拒否されるので、店内で大騒ぎになることはほとんどないでしょう。
シドニーで治安の良いエリア
- Chatswood(チャッツウッド)
- North Sydney(ノースシドニー)
シドニーの北エリアは日本人が多く、治安が良いと言われています。
私も実際にチャッツウッドでホームステイをしていましたが、ベッドタウンなので静かで平和なエリアだと感じました。
シドニーで治安の悪いエリア
- Kings cross(キングスクロス)
- Blacktown(ブラックタウン)
- Redfern(レッドファーン)
- Parramatta(プラマッタ)
これらの4つのエリアは一般的に治安の悪いエリアとして知られています。
特にキングスクロスは歓楽街でドラッグの取引地域になっています。
地元の人たちからも危険なエリアとして認識されているほど。
むやみに近づかないようにしましょう。
シドニー留学中の安全対策
シドニー留学中にトラブルに遭わないためには、一般的なことに注意していれば基本的に問題ありません。
具体的に以下の対策をするようにしましょう。
- バスや電車で寝ない
- 夜遅くの外出で過度に露出しない
- 外では酔っぱらわない
- 出来るだけ一人で行動しない
- 夜道は大通りを歩く
まとめ:治安は良いけど海外にいることを忘れないように
全体的にシドニーの治安は良いです。
とはいえ、そこは日本ではなく海外。
そのことを忘れずに過ごしていれば、トラブルに巻き込まれる可能性はほとんどありません。
ただし、可能性はゼロではないので、常に注意して生活することが大切です。
ネスグローバルでは留学前にオリエンテーションを実施しているので、不安なことや疑問点などは渡航前に解消できます。
不明点があればいつでもお気軽にお問い合わせくださいね。