こんにちは、留学ライターのもりなつ(@morinatsu1)です。
シドニーをはじめ、オーストラリアへの留学は今も変わらず人気があります。
その理由の1つとして、就労ができる点が挙げられます。
※観光ビザでは就労はできません。
中でも働き口の多いシドニーは特に人気。
そんなシドニーでの留学に必要なビザは全部で3つです。
この記事で、あなたのシドニー留学に必要なビザの種類を確認しておきましょう。
シドニーへ留学するために必要なビザ
シドニーをはじめ、オーストラリアに留学する場合は、以下の3つのビザのいずれかを申請します。
ビザの種類 | ビザの内容 |
観光ビザ | 3カ月未満の観光や留学が可能 |
学生ビザ | 3ヶ月以上5年以内の留学が可能 |
ワーキングホリデービザ | 1年以内の滞在(就学・就労)が可能 |
現地での滞在期間によって、取得するべきビザの種類が異なってくるので事前に確認しておきましょう。
1番人気の学生ビザについて
3つのビザの中でも1番長い期間滞在することができて、就労もできる学生ビザが人気を集めています。
しかし、オーストラリアの学生ビザは審査が年々難しくなっているのが現状。
不純な動機(ただオーストラリアに長期滞在したいだけ)で学生ビザを申請する人が増えているため、留学の目的を移民局にしっかり説明する必要が出てきました。
ビザ申請を却下されないために、学生ビザの申請に関する内容を詳しく解説していくので、事前にチェックしておきましょう!
- 学生ビザの特徴
- 学生ビザの申請条件
- 学生ビザの申請費用
- 学生ビザの申請に必要なもの
- 学生ビザの延長方法
シドニー留学:学生ビザの特徴
オーストラリアの学生ビザは、語学学校・中学校・高校・大学・専門学校などに3カ月以上就学する際に必要になります。
<学生ビザの特徴>
- 政府認定校の週20時間以上のフルタイムの受講が必須
- 週20時間までの就労が可能
- ビザを保持するために出席率は80%以上が必要
- 有効期限は就学中に休暇を取れるように就学期間+1~2ヶ月間発行される
シドニー留学:学生ビザの申請条件
学生ビザを申請する際の条件は以下の通りです。
- 年齢:6歳以上
- 資金:オーストラリアで生活できる十分な資金がある
- 学校:政府認定校である
- 保険:OSHC(海外留学生用保険)の加入
- 健康状態:良好である
- 学生ビザの規則を守る
- GTEの条件を満たしている
※オーストラリア留学の目的をまとめたエッセイ
シドニー留学:学生ビザの申請費用
学生ビザの申請料はインターネットからの支払いで、クレジットカードのみの対応となります。
費用は620AU$(約46,600円)ですが、頻繁に値上げが行われているので、随時確認が必要です。
※クレジットカードは本人名義である必要はありません
シドニー留学:学生ビザの申請に必要なもの
パスポート | 留学期間中有効で、余白ページが1ページ以上あるもの |
入学許可書番号 | Confirmation of Enrolment(入学許可書)に書かれている番号 ※学校が学生ビザ申請者に対してのみ発行 |
OSHC | 海外留学生健康保険 学校申し込み時に加入手続きをする |
クレジットカード | ビザ申請料の支払いに必要 |
メールアドレス | ビザの申請時、移民局との連絡に必要 |
GTE | オーストラリア留学の目的をまとめたエッセイ |
上記に加え、移民局から依頼があった場合は、追加書類の提出が必要です。
オーストラリア国外からビザの申請をする場合、コース開始の4カ月前から受付が開始されます。
それまでに必要なものをそろえて、余裕を持って申請を行いましょう。
シドニー留学:学生ビザの延長方法
学生ビザの延長は学校の就学期間を延長したい時に行います。
申請はビザが切れる前に行う必要があり、申請方法は初回の申請と同じオンラインです。
- 過去の出席率が80%以上
- 問題なくコースを修了している
- 滞在先の証明書
- 滞在資金証明
などが必要になっています。※学校により詳細は異なる
延長申請も時間に余裕を持って行うようにしましょう。
まとめ:学生ビザは目的を明確にして申請する
オーストラリアの学生ビザは申請の審査が厳しくなっているとお伝えしました。
格安の学校、いわゆる「ビザ取り学校」と言われる学校に通い、長期滞在する留学生が増えているためです。
そのような留学生を増やさないために、GTEという留学の目的をまとめた書類の提出が追加されました。
申請を却下されないためにも、留学の目的をしっかり明確にしておく必要があります。
留学の目的や希望のスタイルをお聞かせいただければ、ネスグローバルであなたにあった留学プランを提案いたしますので、いつでもお問い合わせくださいね。