こんにちは、留学ライターのもりなつ(@morinatsu1)です。
カナダへの留学というと、バンクーバーやトロントが治安も良く住みやすいと人気があります。
とはいえ「本当に安全なのか?」「トラブルに巻き込まれることはないのか?」などと疑問に思いますよね。
この記事ではこれからトロントへの留学を検討している方に向けて、トロントの治安について知っておくべきことをご紹介します。
またバンクーバーへの留学と迷っている方は「バンクーバー留学の治安って問題ない?注意したいポイント」も参考にしてみてくださいね。
トロントの治安は良いけど…
トロントをはじめカナダは、治安が良いという点でも留学先として人気を集めています。
とはいえ、世界一安全な国とも言える日本に比べると、危険はいたる所に潜んでいるのが現状。
またトロントはエリアによって、治安が悪いため近づかない方がよいと言われている地域もあります。
そういった治安に関する情報を事前に確認せずに渡航してしまうと、知らぬ間に危険なエリアに近づいてしまい、トラブルに巻き込まれてしまう可能性もゼロではありません。
トラブルに巻き込まれないためには、事前に現地の治安情報を把握しておくことが大切です。
トロントで多い軽犯罪とは
トロントで多く発生している軽犯罪はダントツで「スリ」です。
観光スポットや駅、空港など人が多く集まる場所ではスリに遭う可能性が高くなります。
日本で暮らしている時と同じように、スマホや財布をポケットや口の閉まらないタイプのかばんにしまっていると、スリのターゲットになりやすいです。
また、カフェやレストランでもテーブルにスマホなどを置きっぱなしにしていると、知らぬ間に盗まれてしまったなんてことも。
貴重品や盗まれたくないものは特に注意し、目を離さないようにしましょう。
トロントで避けるべき危険なエリアは4つ
トロントで治安が良くないと言われているエリアは主に4つあります。
Jane×Finch(ジェーン・フィンチ) |
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King×Dufferin(キング・ダファリン) |
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Sherbourne×Dundas(シェルボーン・ダンダース) |
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Sherbourne駅周辺(シェルボーン) |
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昼間は危険ではなくても、日が暮れると雰囲気がガラッと変わるエリアも多いので、夜間の一人歩きは避けるようにしましょう。
トロントでトラブルに巻き込まれないためには
では最後に、トロントでトラブルに巻き込まれないために大切なポイントを紹介するので、しっかり確認しておいてくださいね。
- 夜間の一人歩きは避ける
- 荷物は常に身に付ける
- 嫌なことははっきり断る
- 危険なエリアを把握する
それぞれ見ていきましょう。
夜間の一人歩きは避ける
日本でも暗い夜道は危険ですよね。
トロントでも同じように、夜間の一人歩きは極力避けるようにしてください。
特に女性の一人歩きは危険なので、夜1人で出歩く必要がある場合はタクシーを使うように心がけましょう。
荷物は常に身に付ける
観光スポットや駅、イベント時など人が多く集まる場所では、荷物の管理をしっかりしましょう。
スマホや財布などの貴重品はチャックなどで口の閉まるかばんにしまい、身体の前で持つようにしてください。
後ろに背負い視界から見えない状態だと、知らぬ間にかばんの口を開けられて、中身をあさられてしまう可能性もあります。
嫌なことははっきり断る
カナダでは最近、大麻の使用が解禁されましたが、日本では今も禁止されています。
カナダに行けば大麻を所持できると思っている方も少なくないでしょう。
しかし、日本国外であっても大麻を所持することは日本の大麻取締法が適応されます。
大麻に限らずですが、嫌なことははっきり断ることが大切です。
断り切れず、トラブルに巻き込まれてしまう可能性もあるので、勧められたことに対して、回答はあいまいにせず嫌なことははっきり断るようにしましょう。
危険なエリアを把握する
現地の危険なエリアを把握せずに渡航してしまうと、知らぬ間に危険なエリアに立ち入ってしまう可能性もあります。
トラブルにあったり、怖い目に合わないためにも事前に現地の治安情報や危険エリアの把握をしておくようにしましょう。
まとめ:日本より安全な国はない
トロントの治安についてご紹介しましたが、結論としては日本より安全と言える国はないと言っても過言ではありません。
カナダ自体も治安が良く住みやすい国として人気ですが、外務省のデータでは犯罪率は日本の5倍以上と言われています。
しかし、危険なエリアに近づかないように心がければ、大きなトラブルに巻き込まれる確率は少ないです。
そしてトラブルを避けるためには「自分は日本ではなく海外にいるんだ」と常に意識をして行動することが大切。
ネスグローバルでは渡航前のオリエンテーションも実施しているので、治安に関してもあわせて確認してみましょう。
不安や疑問を解消し、安心して渡航できるようにいつでもお問い合わせくださいね!