アートの国でもあるフランスに留学しようと考える人も多いでしょう。
ただ、費用面に不安があり、躊躇している人もいるはずです。
今回は、フランス留学に奨学金はあるのかといった、気になる疑問を解決していきましょう。
■返済不要の奨学金がある!?
フランス留学での奨学金については返済不要のものがあるので、いくつかご紹介していきましょう。
・海外留学支援制度(学部学位取得型)
学士の学位を取得するため、日本の高校を卒業したあとに海外の大学へ留学する学生向けの奨学金です。
奨学金については留学する地域によって違いがあるので、あらかじめ確認する必要があります。
フランス留学で奨学金を受ける場合、書類審査や面接審査があり、合格した者のみ支援を受けることができます。
ですが、芸術の実技の分野で留学する場合は対象外となるので、アート関係でフランス留学を考え、奨学金を受けることを考えているのであれば、違う方法を考えましょう。
・トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム
海外留学支援制度とは違い、アート分野での留学であっても奨学金を受けることが可能です。
学校へ通わずにボランティアやインターンシップなどでフランスへ行こうと考えている人にも利用できますが、同じく書類審査や面接審査が必要です。
・フランス政府給費留学生
9月~6月までの10ヶ月間、給費期間が決まっている奨学金です。
給費額については、文系と理系によって違いがあるので、フランス留学において、この奨学金を受け取りたい場合には、あらかじめ給費額について調べておきましょう。
また、特典があることでも人気の奨学金です。
【文系】
フランスの大学登録料免除
学費の補助
滞在先の宿を探す際のサポート
【理系】
往復航空券付与
フランス政府による学費負担(上限あり)
フランス留学で奨学金を利用したい人にとって大きな魅力があります。
■奨学金の準備は早めが吉
フランス留学でも奨学金を利用することで費用を抑えながら留学することが可能です。
留学先の地域や期間によって、受けられる奨学金の種類に違いがあるため、早めの準備が必要になるでしょう。
また、大学に通っている場合には大学で独自の奨学金を設けている可能性もあります。
大学側に確認しながら、自分に合った奨学金を見つけていきましょう。
フランス留学では奨学金を利用することが可能です。
上記の奨学金は書類審査や面接審査が必要ですが、審査基準の緩い返済の必要がある奨学金を選ぶことも可能です。
フランス留学では多くの奨学金の中から選ぶことができるので、迷ってしまう人も多いかと思いますが、有意義な留学にするためにも、しっかりと調べて自分に合ったものを選ぶことが大切でしょう。