フランス留学を考えているのであれば、ビザの取得が必要となります。
しかし、フランス留学のためのビザにはいくつかの種類があるため、どのビザを取得すべきなのか分からない場合も多いでしょう。
そこで、フランス留学に必要となるビザの種類や特徴について解説していくので、留学を考えている方々は参考にしてみてください。
■90日以内であればビザは必要ない
留学の場合は、日数関係なく全てにおいてビザの取得が必要であると考えている人も多いですが、
90日までの滞在であればフランス留学であってもビザの申請をせずに入国することができます。
もちろん、90日間であれば学校に通うことも可能なので、語学勉強も行えます。
ただし、フランスを含むシェンゲン圏内の国に滞在してから、フランスに訪れると滞在期間が足を運んだ日数分少なくなる場合もあるので気を付けましょう。
■ビジタービザ
修了書の修得ではなく、個人的な就学や文化体験などを3ヶ月以上行う場合に申請することができるビザです。
フランス留学に行く前にビザの申請が必要となり、就労や延長、ビザ切り替えはできません。
申請時には海外保険の証明が必要となりますが、語学力の証明は必要ありません。
■学生ビザ
学業を目的としたフランス留学が3ヶ月以上になる場合に申請が必要となるビザです。
ビザを取得するためには、キャンパスフランスの登録とフランス大使館への申請が必要となります。
流れとしては、キャンパスフランスのホームページからアカウントを作成し、個人情報や留学先の学校の情報などを入力し、登録証明書などもアップロードします。
その後、手続き費用を支払い、キャンパスフランスのアカウントで大使館の面接予約を行います。
面接日に大使館へ行き、ビザの申請を行いフランスへ渡航した際に移民局にて学生ビザの有効化を行います。
必要な書類や詳しい申請方法については、あらかじめ確認しておきましょう。
上記の他にも、18歳から30歳を対象とした最大1年間留学することが可能なワーキングホリデービザやフランス企業で職務体験をするための研修生ビザなどもあります。
フランス留学に必要なビザは、滞在する日数や目的によって種類が違うので、あらかじめ自分に必要なビザはどれなのか確認し、準備をすることになるでしょう。
その際、フランス留学のビザ申請にかかる必要書類にも違いがあるので、申請時に慌てないためにも事前の確認が大切となります。
スムーズに行うためにも、フランス留学が決定したら早い段階からビザの準備をしていきましょう。